- 初めてゲーミングPCを購入する人
- どのPCを購入すれば良いか分からない人
- 性能や価格の目安を知りたい人
こういった方向けに、『おすすめゲーミングPC診断』を用意しました。

後半では「自分にあったゲーミングPCの選び方」も解説しています。
ぜひ参考にしてみてください!
おすすめゲーミングPC診断
自分の利用用途に応じて、上から下へ該当する選択肢を選んでください。

いくつかの条件からどれくらいのPCスペックが必要なのかを判定しています。
価格帯 | この選択肢がおすすめな人 | |
---|---|---|
① | 15万円以下 | あまり高スペックなPCが必要ない人 |
② | 15~20万円 | 比較的低価格でスペックの高いPCが欲しいPC |
③ | 20~25万円 | フルHDでガッツリゲームを遊びたい人 |
④ | 25~30万円 | 高解像度でゲームを遊びたい人 |
⑤ | 30~40万円 | 4Kで快適にゲームを遊びたい人 |
⑥ | 40万円以上 | 予算に余裕がある人 |
番号ごとに、性能不足にならず過剰性能にもなりすぎないおすすめゲーミングPCを紹介します。

各番号のおすすめPCへ飛べます
1番のおすすめゲーミングPC
1番はあまり高スペックなPCが必要ない人におすすめなゲーミングPCです。
- フルHDでゲームを遊ぶ人
- 最新ゲームは遊ばない人
- 最新ゲームは遊ぶが、FPSなど高フレームレートが求められるゲームを遊ばない人
【RTX4060】FK-124FB46
【RTX4060】Magnate-G MVW/MVB
2番のおすすめゲーミングPC
2番は比較的低価格で、ある程度スペックの高いPCが欲しい人におすすめなゲーミングPCです。
- フルHDでゲームを遊ぶ人
- 最新ゲームを快適に遊びたい人
- FPSなど高フレームレートが求められるゲームも少し遊びたい人
【RTX4060Ti】NEXTGEAR JG-A7G6T
【RTX4060Ti】LB-57X46Ti8G
3番のおすすめゲーミングPC
3番はガッツリゲームを遊びたいと考えている人におすすめなゲーミングPCです。
- フルHDでガッツリゲームを遊びたい人
- WQHDでゲームを遊びたい人
【RTX4070】GALLERIA RM7R-R47
【RTX4070S】NEXTGEAR JG-A7G7S
4番のおすすめゲーミングPC
4番は高解像度でゲームを遊びたいと考えている人におすすめなゲーミングPCです。
- WQHDで快適にゲームを遊びたい人
- 4Kでゲームを遊んでみたい人
【RTX4070S】NEXTGEAR JG-A7G7S
【RTX4070S】NEXTGEAR JG-A7G7S
5番のおすすめゲーミングPC
5番は4Kで快適にゲームを遊びたいと考えている人におすすめなゲーミングPCです。
- 4Kで快適にゲームを遊びたい人
- WQHDでFPSを遊びたい人
【RTX4070Ti S】GALLERIA XA7R-R47TS
【RTX4070Ti S】GALLERIA XA7R-R47TS
6番のおすすめゲーミングPC
6番は予算に余裕がある人におすすめなゲーミングPCです。
- 4Kで快適にゲームを遊びたい人
- 予算が40万円以上ある人
【RTX4080S】FK-285K48S
【RTX4080S】GALLERIA XA7R-R48S
【RTX4090】GALLERIA XA7R-R49
自分にあったゲーミングPCを選ぶには?
自分にあったゲーミングPCを選ぶために重要な要素がこちらです。
- どれくらい予算があるのか
- どんなゲームを遊ぶのか
- どの解像度でプレイするのか
ゲーミングPCは10万円前後のものから50万円を超えるような製品まで、幅広い価格帯のものがあります。
軽いゲームをプレイするだけなら15万円ほどのPCで十分ですが、FPSを高フレームレートでプレイしたい人や4Kでゲームを遊びたい場合は性能不足になります。
どういったゲームをどの解像度でどれくらい快適にプレイしたいのかを明確にすることで、より自分にあったゲーミングPCを選ぶことができます。

とはいえそんなことを言われても
良く分からない、という人が大半のはずです
そんな人のために価格帯ごとに、どれくらい快適にゲームを遊べるかを簡単に表にまとめました。
快適度 | 快適に遊べるゲーム(目安) | |
---|---|---|
15万円以下 | フルHD(快適) WQHD(ギリギリ) | 原神 鳴潮 |
15~20万円 | フルHD(快適) WQHD(快適) | ApexLegends パルワールド Throne and Liberty |
20~25万円 | フルHD(超快適) WQHD(快適) 4K(ギリギリ) | CoD:BO6 モンハンワイルズ |
25~30万円 | フルHD(超快適) WQHD(超快適) 4K(快適) | 紅の砂漠 |
30~40万円 | フルHD(超快適) WQHD(超快適) 4K(快適) | ほとんどのゲームがフルHD、WQHDで快適に遊べる |
40万円以上 | フルHD(超快適) WQHD(超快適) 4K(超快適) | ほとんどのゲームが4Kでも快適に遊べる |
あくまで目安ですが、これらを参考に選ぶとPC購入に失敗しにくいと思います。
PCスペックの見方、選び方を分かりやすく解説
より自分にあったPCを選ぶためにはPCスペックやパーツに関する知識が必要です。

そこでここからは、PCスペックやパーツの選び方について図を交えて分かりやすく解説していきます。
GPUの選び方と型番の読み方
GPUはゲーミングPCにおいて最も重要なPCパーツです。
「NVIDIA」と「AMD」という会社が2大巨頭で、それぞれ「NVIDIA Geforceシリーズ」「AMD Radeonシリーズ」というGPUを製造しています。
ゲーム用にPCを購入するなら「NVIDIA Geforceシリーズ」がおすすめです。(RTX〇〇○○という型番のGPU)
最適化されたゲームが多く搭載した製品数も多いため、自分に合ったPCを選びやすいです。


基本的には数字が大きければ大きいほど高性能ですが例外も多く、型番だけで性能差を判断するのは少し難しいです。

よく分からない場合には、最新世代のGPUから自分の予算に合ったものを選べばOKです!
- 15万円:RTX4060、RX7600
- 15~20万円:RTX4060Ti、RX7700XT
- 20~30万円:RTX4070Super、RX7800XT
- 30~40万円:RTX4070Ti Super、RX7900XT
- 40~50万円:RTX4080Super、RX7900XTX
- 50万円以上:RTX4090
CPUの選び方と型番の読み方

CPUは処理全般を担当している、PCの頭脳にあたるパーツです。
ゲームにおけるCPU性能が足りないと、ゲームがカクついたりオブジェクトが変な挙動をしたりといった不具合が発生してしまいます。
「Intel」と「AMD」というメーカーが製造しており、それぞれ「Intel Coreシリーズ」「AMD Ryzenシリーズ」というCPUを販売しています。


20万円以下のPCではどちらを選んでもOKですが、20万円以上のゲーミングPCを購入したいと考えている人には「AMD Ryzenシリーズ」、特に末尾に「X3D」という文字がついているCPUがおすすめです。

3D V-Cache技術によりゲーム用途において頭1つ抜けた性能を持っています。
CPUには「L3キャッシュ」という一時的にデータを保管しておく場所が存在します。
CPU専用のメモリのようなもので、ここにゲーム中に頻繁にアクセスするデータを保持しておくことで読み込み時間を短縮することができます。
AMDのRyzen X3DモデルではそんなL3キャッシュをCPUチップに重ねることで、他のCPUに比べて3倍近い容量を実現しています。(従来は平面上にあったものを、重ねているから3D V-Cache)
読み込み時間が少なくメモリ&CPUの負荷がその分減っていることが、高いゲーム性能につながっています。
メモリ容量は何GBが目安?
メモリ容量ごとのゲームプレイ快適度の目安がこちらです。

ほとんどのBTOPCは最低でも16GBのメモリを搭載しているため、基本的には容量の問題はありません。
しかしメモリ32GBが要求されるゲームも増えてきており、メモリ16GBだとプレイに支障がでるゲームもすでにいくつかあります。(タルコフやシティスカ2)
ガッツリゲームをプレイしたい人はメモリ32GBのPCを購入しておくと安心でしょう。
ストレージ容量の目安は?

ストレージにはHDDとSSDがありますが、ゲーム用途なのであればSSD一択です。
最新のゲームではSSDが必須のゲームも多く、HDDでプレイするとテクスチャバグなどが起こる可能性があります。


次に容量、BTOPCではSSD容量が「500GB」と「1TB」の製品が大半です。
あまりゲームを遊ばない人であれば500GBでも足りる可能性はありますが、重たいゲームだと1本で100GBを超えるものもあるため容量が足りなってしまうかもしれません。
いろいろなゲームをプレイしたいと考えている人は、購入時に1TBにカスタマイズしていたほうが安心です。